Tuesday, May 19, 2026

英語の形容詞の名詞化、名詞の形容詞化

 

このポストは中学、高校英語の復習。

1. 英語の形容詞の名詞化

1)形容詞+ness

 kind ー> kindness

親切な、親切だ、は形容動詞。 親切が名詞で、 名詞<親切>+な / だ、が形容動詞。また<親切>は漢語だ。これは、日本語での一つのパターン。

lazy ー>  laziness       lazy の一語の形容詞は日本語にない。Taro is lazy. は普通<太郎は怠 (なま) け者だ>になる。また Taro is lazy. は習慣の<太郎はなまける>でもいいが<太郎はよくなまける>が<太郎は怠 (なま) け者だ>に近い。laziness は<なまけ>になるが、動詞<怠ける>の連用形の体言 (名詞) 用法。<なまけ>だけではあまり聞かない。太郎の怠けはひどい。

crazy ー>  craziness    crazy の一語の形容詞は日本語にない。Taro is crazy. は普通<太郎は気ちがいだ>になる。<太郎はく狂っている>、<太郎は頭がおかしい>とも言う。<頭がおかしい>は句とも一文ともいえる。似たようなのに、Taro is hungry. <太郎はおなかがすいている>がある。

<太郎は気ちがいだ>は

親切な、親切だ、は形容動詞。 親切が名詞で、 名詞<親切>+な / だ、が形容動詞。

に似ているが<気ちがいな>という言い方はない。

hungry.の名詞形は hunger で  hungriness もあるが、意味、使い方が違う。

angry.の名詞形は anger。 angriness もあるが、意味、使い方が違う。

the state or quality of being angry (Collins)
 
anger は<怒 (いか) り>そのもの。一方 angriness は <angry であること>といった感じだが、これは何のことだか。 angriness はほとんど聞かない。 上の hungriness も同じような感じだ。
 
angry は普通<おこっている>と訳される。 anger は<怒 (いか) り>なので、<いかっている>がいいは、こちらはあまり聞かない。<おこる>は漢字では<怒る>と書くが、これは普通<いかる>と読む。<おこっている>は<おこる>の現在進行形ではなく<状態、様子を示して>おり、形容詞的だが、<おこっている>=形容詞とは呼べない。このような例はたくさんある。例えば上の<太郎はく狂っている>。 
 
ugly   ー> ugliness

ugly には anger, anger のような名詞がない。

ugliness the quality or state of being ugly  -  Webster

日本語では

ugly=みにくい  形容詞  ugliness=みにくさ で みにくさ>は the quality or state of being ugly に近い。

pretty ー> prettiness

pretty は<かわいい>、<うつくしい>で形容詞。a pretty woman <はかわいい女性>、<うつくしい女性>で問題ない。<きれいな / だ>は形容動詞。prettiness は<かわいさ>、<うつくしさ> 。<きれいさ>はあまり聞かない。 <うつくしい>には beautiful ガあるが、これは名詞 beauty に形容詞語尾 <+ ful> ガついたもので、後で取り上げる。

cozy    ー> coziness 

cozy は<心地よい>、部屋のことを形容する場合が多いので<居心地がいい>になるが、こうなると一語の形容詞ではなくなる。<よい>、<いい>は純形容詞だが<心地よい>どうか。住みよい>も同じようなことが言える。cozinessは<居心地がいいこと>だが、<居心地のよさ>とも言える。coziness はあまり聞かない。

lonely    ー> loneliness 

lonely は語尾が<-ly>だが、副詞で歯なく形容詞。とネット辞典では<寂 (さび) しい, 孤独な>と出てくるが<さび)しい>は心情で lonely はもっと客観的だ。 lonely =<さび)しい>は間違いだろう。<孤独な>、<一人ぼっちな / の>がいい。lone という形容詞がある。昔 Loan Ranger というアメリカのテレビドラマがあったような気がする。loan も<孤独な>、<一人ぼっちな / の>でさび)しい>の意は全くないと言っていい。loneliness の方はネット辞典で 孤独(感), 寂しさ>と出てくるが、loneliness はなぜか<寂 (さび)しさ>でもよさそう。さらには<わびしさ>という解説もある。

loneliness ILongman)

lone‧li‧ness J7 /ˈloʊnlinɪs/ []U   

 1 孤独(感), 寂しさa sense of loneliness 孤独感

 He spoke of his loneliness. 彼は孤独感を訴えた. 

 2 わびしさ

the loneliness of the big city 大都会に暮らすわびしさ 

the loneliness of life without him 彼がいない生活のわびしさ 

 3 人里離れていること

happy ー> happiness

happy

は大和言葉の<しあわせな / だ>と漢語を使った<幸福な / だ>があるが、いずれもが形容動詞。happiness は<しあわせ>でも<幸福>でもいいが、大和言葉が好まれ、多く使われるようだ。中国語では簡易ネット辞書では<快乐的>とでてくるが、日常生活ではほとんど聞かない。<快乐 (的)>は

Happy Birthday, Happy New Year

の訳語として使われる。生日快乐。新年快乐。 开心 も happy と出てくる。これが日常生活では一番使われる、I am happy = 我开心 でいい。幸福も使われるが日常生活ではほとんど聞かない。

 good ー> goodness

good は<よい>、<いい>で形容詞。名詞形は<よい ./ いいこと>以外に簡潔な<良さ>がある。<形容詞+さ>は普通程度を表わすが、<よさ>は<よい ./ いいこと>、<よい ./ いいところ>もわ表す。問題は英語の goodness で、これはほとんど<Oh my goodness!>として使われる。簡易ネット辞書では

 goodness= 善良さ

と出てくるが、His goodness = 彼の善良さ、いいところ

というのはほとんど聞いたことがない。だがこの意味で通じるだろう。

bad ー> badness

bad は<悪い>で形容詞。badness はほとんど聞かないが<悪い状態>、<悪さ>、<ひどさ>。<悪いこと>は<悪、あく>で evil という語がある。

ill ー> illness

illness は病気。形容詞の ill は He is ill. で<彼は病気だ>。an ill person <病気な人>ではな<病気の人>。一方 a healthy person は<健康な人>、<元気な人>で<健康の人>、<元気の人?とはいわない。この違いは難しい。<健康な / だ>、<元気な / だ>は形容動詞。<病気の人>の<病気の>は形容動詞の語尾変化ではなく、<病気>+属性を示す助詞<の>と解釈する。<病気だ>は<病気>+断定の助動詞<だ>。断定の助動詞<だ>は問題があり、この説明マヤカシとも言える。中国語では<有病>。<病気の人>は<病人>で、日本語でも<病人>と言い、<太郎は病人だ>と言える。

sick ー> sickness

これは上の<ill ー> illness> に準じると言えるだろう。イギリス人は ill を、アメリカ人はsick を多くく使う。

mad ー> madness

mad は普通<気が /  頭が狂っている>と文、句で表される。hungry = お腹 (なか) が空いている、thirsty = のどが渇 (かわ) いている、の類だ。漢語を使って<気ちがいだ>とも言える。a mad person は<気ちがい>そして<気ちがいな人>、<気ちがいの人>とは言わす<気ちがい>ですます。madness は<気ちがい>はダメで<気ちがい状態>。漢語を使って<狂気>と言える。

full ー> fullness

full は普通<いっぱいな / だ>と訳される。<いっぱい>は<一杯>で漢語。だが中国語の<一杯>は<コップ一杯分の水>の<一杯>で full の意味はない。<いっぱいな>、<いっぱいだ>は形容動詞。<一杯>が名詞で、 名詞<一杯>+な / だ、で形容動詞。

small ー> smallness

small は<小さい>で形容詞。smallness は<小さいこと>でいいが、<the quality or state of being small >にならって<小さいという状態、程度>とも言える。日本語では<小ささ>という言い方がある。これは形容詞の語幹、<小さ>+<さ>でパターン化されていて、汎用性がある。<小ささ>は<小さい (ことの) 程度>の意が強い。これもパターン化されていて、汎用性がある。

big ー> bigness
large ー> largeness  

big は元の英語、large はラテン語由来 ( Latin larga, feminine of largus “ample, generous” - dictionary.com)。使い分けを考えた人は少ないだろう。副詞をつけて

very big, extremely big, enormously big, extraordinarily big
very large, extremely large, enormously large, extraordinarily large

としてもほぼ同じような大きさだろう。 だが名詞形の bigness と largeness を比べてみると、bigness は大きいこと、 largeness <大きいこと>というよりは<大きさ>だ。簡易ネット辞典でチェックしたところ、<bigness =巨大さ>と出てきた。

一般にサイズを言うのに、日本語では<大きさ>といい<小ささ>とは言わない。これは、これから出てくる

長い  短い
広さ  狭さ
高さ  低さ
深さ  浅さ
速さ  遅さ、のろさ
多さ  少なさ

でも同じようなことが言える。

long ー> length, longness
wide ー> width, wideness
high  ー> height, highness
deep  ー> depth, deepness

以上の四つは共通したところがある。

長い -> 長さ、長いこと
高い -> 高さ、高いこと
広い -> 広さ、広いこと
深い -> 深さ、深いこと

に相当するが、英語で寸法を言う場合は特徴があり

10 meter long (10 meter length ではない、以下同じ)
10 meter high
10 meter wide
10 meter deep

英語の試験に出てきたら、注意しよう。

wide は単に<広い>というよりは <幅が大きい>(幅が広い、とはあまり言わないようだ)。反義語はどうか?


短い -> 短さ、短いこと
低い -> 低さ、低いこと
狭い (せま) い -> 狭さ、狭いこと
浅い -> 浅さ、浅いこと

英語の方は

short -> shortness
low -> lowness
narrow -> narrowness
shallow -> shallowness

で length, width, height, depth に相当する語がない。

これからして、英語の形容詞の名詞化で、形容詞+ness は汎用性が高いと言える。

多さ  少なさ

many ー>  manyness

manyness はほとんど聞かない、見ない。

Webster

noun
 
many·​ness
 
the quality or state of being many : multiplicity

the quality or state of being many>とあるが、むしろ<manyness>という語があった場合の説明に見える。<the quality or state of being xxx(形容詞) >は<of being xxx(形容詞) + ness>は辞書の解説で頻繁に出てくる。<xxx(形容詞) である状態, 程度>と訳せよう。

日本語では

い -> さ、いこと

日本語では質問するときに

どのくらい長い?
どのくらい高い?
どのくらい広い?
どのくらい深い?

で長さ、高さ、広さ、深さを聞くことになる。英語も同じで

How long ?
How high ?
How wide ?
How deep ?

many も

How many ?

でいいが、日本語では

どのくらい多い?

はダメ。 <どのくらい多い?>は<Aと比べてBはどのくらい多い?>で比較になる。<どのくらい長い?>も場合によっては、このような比較になる。 

どのくらい長い?
どのくらい高い?
どのくらい広い?
どのくらい深い?

は普通の日本語では

長さはどのくらい?
高さはどのくらい?
広さはどのくらい?
深ささはどのくらい?

と言うだろう。これも

多さはどのくらい?

は何か変だ。

a few  ー>  fewness

少ない  ー> 少なさ、少ないこと

fewness はほとんど聞かない。a few は数えられるモノ、コトに使い、数えられないモノ、コト、量には使えない。量には

a little  ー>  littleness

が使われる。<little> には<小さい>の意味もあり、<a little girl>は<小さい女の子>。<女の子>は数えられる。したがって<littleness>には<量の少なさ、少ないこと>と<小ささ、小さいこと>の意味がある。

 

enough  ー>  enoughness

十分な  ー>  十分さ、十分にあること

<十分な / だ>は形容動詞。<十分>は漢語由来で、中国語には<形容動詞>の類はない。<十分>の二語だけで<十分な>の形容詞、<十分さ、十分にあること>の名詞になる。日本語でも<だ>のない<これで十分。>という言い方がある。漢語二字がみなこうなるかtというとそうではない。

これで満足 (だ) 。 <満足なxx>はある。
これが平和 (だ) 。 <平和なxx>はある。
これが悲惨 (だ) 。 <悲惨なxx>はある。
彼が臆病 (だ) 。 <臆病なxx>はある。

これが戦争 (だ) 。 <戦争なxx>はない。
これで終了 (だ) 。 <終了なxx>はない。
これは失敗 (だ) 。 <失敗なxx>はない。
彼が犯人 (だ) 。  <犯人なxx>はない。

二字漢語名詞としての独立度をチェックしてみると

満足  満足とは ....      努力なしでは満足は得られない。
平和   平和とは ....  やっと平和がおとずれた。
悲惨   悲惨とは ....  ( 悲惨が、悲惨は )  悲惨をなめた。
臆病   臆病とは .... ... 臆病は病気で歯ない。

戦争   戦争とは ....  戦争は悲惨だ。
終了   終了とは ....  終了まぎわに思い出した。
失敗   失敗 とは ....  失敗は成功のもと。
犯人   犯人とは ....  まだ犯人がつかまらない。

で特に問題はないようだ。<悲惨>、<臆病>はやや特別のようで、<悲惨さ>、<臆病さ>という言い方がある、他はダメ。

満足さー>満足度

平和さ
戦争さ
終了さ
失敗さ
犯人さ


great  ー>  greatness 

"Make America Great Again" (MAGA)

great は形容詞で<偉大な>だが、ここでは to make があって<偉大する>。英語と日本語ではズレがある。日本語では<偉大な>は<偉大な / で>形容動詞。<偉大なアメリカ>と言える。greatness は<偉大さ>。

 

bury   ー>  business 

open   ー>  openness

slow  ー>  slowness

quick  ー>  quickness

soft  ー>  softness

hard   ー>  hardness

 

2)形容詞+ty

able  ー> ability  できる、能力がある ー> 能力

ability は 普通<能力>。<能力性>は聞かない。

acid  ー> acidity  酸っぱい ー> 酸っぱさ、酸性

active  ー> activity   行動的な、積極な  ー> 行動

activity は 普通<行動>、<行動性>、<積極性>は聞かない。

brutal  ー> brutality   残忍な  ー> 残忍性、残忍さ

clear  ー> clarity  あきらかな、明確な  ー> 明確性、明確さ

complex  ー> complexity

continuous / continual   ー>  continuity

(continuous と continual の違いに注意) 

cruel   ー> cruelty   残忍な、残酷な  ー> 残忍性、残忍さ、残酷性、残酷さ

curious ー> cuoriosity  好奇心が強い  ー> 好奇心

I am  curious to know. という言い方がある。

difficult  ー>  difficulty   難しい、困難な  ー> 難しさ、困難 (さ)

generous  ー>  generosity  好奇心が強い  ー> 好奇心

long  ー> longevity (長寿)   英語圏ではほとんど聞かない。

necessary   ー> necessity  必要な  ー> 必要性

novel (目新しい、形容詞) ー> novelty 目新しさ

original   ー> originality   独自な  ー> 独自性

poor    ー> poverty   まずしい、貧乏な  ー> まずしさ、貧乏

possible  ー>  possibility   可能な  ー> 可能性

probable  ー> probability  (蓋然な) ー> 蓋然性 

prosperous  ー> prosperity (繁栄な)豊かな ー> 繁栄  豊かさ

real  ー> reality  現実的な  ー> 現実

rigid  ー> rigidity   固い、堅固な  ー> 固さ、堅固さ 

special ー> specialty   特別な  ー> 特別さ 

simple  ー> simplicity   単純な  ー> 単純さ 

stupid  ー> stupidity   バカな 愚かな  ー> バカさ 愚かさ

timid  ー> timidity    臆病な  ー> 臆病

vain ー> vanity    無駄な  ー> 虚栄、虚栄心

形容詞 vain と名詞 vanity では意味が違うように見える。だが元は同じで 

形容詞 vain  

<無駄な、無益な>から<空虚な>、さらには、<はかない>に意味が変化。

 

抽象的な語が少なくない。高校英語か。xx性>もあるが、<二字漢語+さ>も少なくない。これはおもしろい現象で、<漢語二字>ではいろいろ制限がある。ルールがあるかもしれない。これには文法的なポイントかあるかもしれない。

 

 

3)形容詞+th

true  ー> truth

上で取り上げたが

long ー> length
wide ー> width
high  ー> height
deep  ー> depth

strong  ー> strength

英語では少ないが母音交代があるものがある。

 

 

2. 英語の名詞詞の形容詞化 

1) 名詞+full

beauty ー>   beautiful

peace ー>   peaceful

skill ー>   skillful 

pity  ー>   pitiful 

regret  ー>   regretful 

pain  ー>   painful

thought  ー>  thoughtful 

 

2) 名詞 + less

care  ー>   careless

meaning  ー>   meaningless

 

 <名詞 + less>は初めの

1. 英語の形容詞の名詞化

1)形容詞+ness

に似たところがある。<+ness>と<+less>で韻を踏む。

 

 

 


 

 

No comments:

Post a Comment