形容動詞の活用は、特に現代語の活用はメチャクチャだ。活用は文法サイトにだが、任せるとして、具体的なの例をチェックしてみる。
形容動詞の代表は<静かだ>で、これは終止形。語幹は<静か>。これは動かせないモノとしたいが、漢語+<だ>の<活発だ>も 形容動詞という見方が普通。漢語、とくに二字漢語はやたらあり、形容動詞はこれまたやたらあることになる。<静か>との違いは<活発だ>の<活発>はこれで体言 (名詞) と独立しているが、<静かだ>の語幹<静か>独立していないように見える。だが実際の日本語では
花子は静かだ。 終止形太郎は活発だ。
花子は静かでない。 未然形
一般動詞は<未然形 (いまだxxない>に<ない>がつくが形容動詞では連用形の<静かで> について<静かでない>となる。<で>はクセモノで現代語の形容動詞活用の混乱要因の一つ。昔は<静かならず>といっていた。これは<静かなら>+<ず>と分ける。<ら、ra>音が使われている。一般動詞の<行く>の未然形は<行か、ka>で、<行か>+<ない>。昔は<行かず>で、現代語でも<行か、ka>が使われている。
太郎は活発でない。
花子は静かにして、いる。 花子は行って <ー 花子は行きて <行き>は連用形。
太郎は活発にして、いる。
静かな花子。 連体形
活発な太郎。
次は文法書にはないが、
花子には静かさがある。 形容動詞語幹+<さ> <静かさ>と<静けさ>は違う。
太郎には活発さがある。 <活発>が<活発だ>の語幹というのは抵抗がある。
抵抗があるのは、<静か>は
<静か>とは <静かなことである>。
でいいが、<活発>は
<活発>とは <活発なことである>。
は何か変だ。微妙だが、漢語由来なので<活発> 自体独立性が高いのだ。<独立>という漢語 (和製漢語か) はもっと独立性が高いようで
太郎は独立だ。太郎は独立でない。独立な太郎。太郎には独立さがある。
は相当へんだ。 上で
漢語、とくに二字漢語はやたらあり、形容動詞はこれまたやたらあることになる。
と書いたが、制限があるようだ。また上で
花子は静かにして、いる。
太郎は活発にして、いる。
の例をあげたが、形容動詞語幹+<に>は副詞となる
花子は静かに本を読んでいる。太郎は活発に動き回る。 太郎は活発に選挙運動をしている。
さて、以上は前置きで、本題はこれから。形容動詞の特徴を調べるため、例をできるだけ示すことにする。アイウエオ順。大和言葉が主。<静かだ>に準じて<xxかだ>。
あざやかだ
あでやかだ
うららかだ
おおらかだ
おごそかだ
おだやかだ
かろやかだ
きらびやかだ
さわやかだ
しとやかだ
しなやかだ
しめやかだ 主に<しめやかに>で使う。
すこやかだ 主に<すこやかに>で使う。
すみやかだ 主に<すみやかに>で使う。
つややかだ
なごやかだ
なだらかだ
なめらかだ
にぎやかだ
にこやかだ
のどかだ
のびやかだ
ふくよかだ
ほがらかだ
まろやかだ
やすらかだ 主に<やすらかに>で使う。
ゆるやかだ
以上ほめ言葉を並べたようだが、特に意識して選んだわけではない。
すこやかに育ち、なごやかな家庭を持ち、おだやかに生活し、老後はのどかに過ごし、
やすらかに天国へ行く。
例外的と言えるほど少ないが、よくない意味のものもある。
あさはかだ
おろかだ
おろそかだ 主に<おろそかに>で使う。
中立
わずかだ
はるかだ 主に<はるかに>、<はるかかなただ>で使う。
ひそかだ 主に<ひそかに>で使う
ひそやかだ 主に<ひそやかに>で使う。 ほとんど聞かないが、昴 (スバル) という歌の歌詞の中で<ひそやかに>が出てくる。
せめて密 (ひそ) やかに この身 (み) を照 (てら) せよ
この歌では<あざやかに>も出てくる。
せめて鮮 (あざ) やかに その身 (み) を終(お) われよ
ーーーーー
<xxかだ>以外では<xxげだ>というのがある。
うれしげだ <ー うれしい
おそろしげだ <ー おそろしい
おぼろげだ
たのしげだ <ー たのしい
たのもしげだ <ー たのもしい
ものほしげだ
sptt
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