Sunday, May 17, 2026

形容動詞の特徴

 形容動詞の活用は、特に現代語の活用はメチャクチャだ。活用は文法サイトにだが、任せるとして、具体的なの例をチェックしてみる。

形容動詞の代表は<静かだ>で、これは終止形。語幹は<静か>。これは動かせないモノとしたいが、漢語+<だ>の<活発だ>も 形容動詞という見方が普通。漢語、とくに二字漢語はやたらあり、形容動詞はこれまたやたらあることになる。<静か>との違いは<活発だ>の<活発>はこれで体言 (名詞) と独立しているが、<静かだ>の語幹<静か>独立していないように見える。だが実際の日本語では

花子は静かだ。  終止形
太郎は活発だ。

花子は静かでない。 未然形

 一般動詞は<未然形 (いまだxxない>に<ない>がつくが形容動詞では連用形の<静かで> について<静かでない>となる。<で>はクセモノで現代語の形容動詞活用の混乱要因の一つ。昔は<静かならず>といっていた。これは<静かなら>+<ず>と分ける。<ら、ra>音が使われている。一般動詞の<行く>の未然形は<行か、ka>で、<行か>+<ない>。昔は<行かず>で、現代語でも<行か、ka>が使われている。

太郎は活発でない。 

花子は静かにして、いる。  花子は行って <ー 花子は行きて <行き>は連用形。
太郎は活発にして、いる。

静かな花子。  連体形
活発な太郎。 

次は文法書にはないが、

花子には静かさがある。  形容動詞語幹+<さ> <静かさ>と<静けさ>は違う。
太郎には活発さがある。  <活発>が<活発だ>の語幹というのは抵抗がある。

抵抗があるのは、<静か>は

 <静か>とは <静かなことである>。

 でいいが、<活発>は

<活発>とは <活発なことである>。

は何か変だ。微妙だが、漢語由来なので<活発> 自体独立性が高いのだ。<独立>という漢語 (和製漢語か) はもっと独立性が高いようで

太郎は独立だ。太郎は独立でない。独立な太郎。太郎には独立さがある。

は相当へんだ。 上で

漢語、とくに二字漢語はやたらあり、形容動詞はこれまたやたらあることになる。

と書いたが、制限があるようだ。また上で

花子は静かにして、いる。  
太郎は活発にして、いる。

 の例をあげたが、形容動詞語幹+<に>は副詞となる

花子は静かに本を読んでいる。
太郎は活発に動き回る。 太郎は活発に選挙運動をしている。

さて、以上は前置きで、本題はこれから。形容動詞の特徴を調べるため、例をできるだけ示すことにする。アイウエオ順。大和言葉が主。<静かだ>に準じて<xxかだ>。

あざやかだ
あでやかだ
うららかだ
おおらかだ
おごそかだ
おだやかだ

かろやかだ
きらびやかだ

さわやかだ
しとやかだ
しなやかだ
しめやかだ   主に<しめやかに>で使う。
すこやかだ   主に<すこやかに>で使う。
すみやかだ   主に<すみやかに>で使う。

つややかだ

なごやかだ
なだらかだ
なめらかだ
にぎやかだ
にこやかだ

のどかだ
のびやかだ

ふくよかだ
ほがらかだ

まろやかだ

やすらかだ   主に<やすらかに>で使う。
ゆるやかだ

以上ほめ言葉を並べたようだが、特に意識して選んだわけではない。

すこやかに育ち、なごやかな家庭を持ち、おだやかに生活し、老後はのどかに過ごし、
やすらかに天国へ行く。

 

例外的と言えるほど少ないが、よくない意味のものもある。

あさはかだ
おろかだ
おろそかだ   主に<おろそかに>で使う。

中立

わずかだ
はるかだ  主に<はるかに>、<はるかかなただ>で使う。
ひそかだ  主に<ひそかに>で使う
ひそやかだ  主に<ひそやかに>で使う。  ほとんど聞かないが、昴 (スバル) という歌の歌詞の中で<ひそやかに>が出てくる。

せめて密 (ひそ) やかに この身 (み) を照 (てら) せよ 

この歌では<あざやかに>も出てくる。

 せめて鮮 (あざ) やかに その身 (み) を終(お) われよ

ーーーーー

<xxかだ>以外では<xxげだ>というのがある。


うれしげだ   <ー うれしい
おそろしげだ   <ー おそろしい
おぼろげだ

たのしげだ   <ー たのしい
たのもしげだ   <ー たのもしい

ものほしげだ

 

sptt


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