Sunday, May 17, 2026

形容動詞の特徴

 形容動詞の活用は、特に現代語の活用はメチャクチャだ。活用は文法サイトにだが、任せるとして、具体的なの例をチェックしてみる。

形容動詞の代表は<静かだ>で、これは終止形。語幹は<静か>。これは動かせないモノとしたいが、漢語+<だ>の<活発だ>も 形容動詞という見方が普通。漢語、とくに二字漢語はやたらあり、形容動詞はこれまたやたらあることになる。<静か>との違いは<活発だ>の<活発>はこれで体言 (名詞) と独立しているが、<静かだ>の語幹<静か>独立していないように見える。だが実際の日本語では

花子は静かだ。  終止形
太郎は活発だ。

花子は静かでない。 未然形

 一般動詞は<未然形 (いまだxxない>に<ない>がつくが形容動詞では連用形の<静かで> について<静かでない>となる。<で>はクセモノで現代語の形容動詞活用の混乱要因の一つ。昔は<静かならず>といっていた。これは<静かなら>+<ず>と分ける。<ら、ra>音が使われている。一般動詞の<行く>の未然形は<行か、ka>で、<行か>+<ない>。昔は<行かず>で、現代語でも<行か、ka>が使われている。

太郎は活発でない。 

花子は静かにして、いる。  花子は行って <ー 花子は行きて <行き>は連用形。
太郎は活発にして、いる。

静かな花子。  連体形
活発な太郎。 

次は文法書にはないが、

花子には静かさがある。  形容動詞語幹+<さ> <静かさ>と<静けさ>は違う。
太郎には活発さがある。  <活発>が<活発だ>の語幹というのは抵抗がある。

抵抗があるのは、<静か>は

 <静か>とは <静かなことである>。

 でいいが、<活発>は

<活発>とは <活発なことである>。

は何か変だ。微妙だが、漢語由来なので<活発> 自体独立性が高いのだ。<独立>という漢語 (和製漢語か) はもっと独立性が高いようで

太郎は独立だ。太郎は独立でない。独立な太郎。太郎には独立さがある。

は相当へんだ。 上で

漢語、とくに二字漢語はやたらあり、形容動詞はこれまたやたらあることになる。

と書いたが、制限があるようだ。また上で

花子は静かにして、いる。  
太郎は活発にして、いる。

 の例をあげたが、形容動詞語幹+<に>は副詞となる

花子は静かに本を読んでいる。
太郎は活発に動き回る。 太郎は活発に選挙運動をしている。

さて、以上は前置きで、本題はこれから。形容動詞の特徴を調べるため、例をできるだけ示すことにする。アイウエオ順。大和言葉が主。<静かだ>に準じて<xxかだ>。

あざやかだ
あでやかだ
うららかだ
おおらかだ
おごそかだ
おだやかだ

かろやかだ
きらびやかだ

さわやかだ
しとやかだ
しなやかだ
しめやかだ   主に<しめやかに>で使う。
すこやかだ   主に<すこやかに>で使う。
すみやかだ   主に<すみやかに>で使う。

つややかだ

なごやかだ
なだらかだ
なめらかだ
にぎやかだ
にこやかだ

のどかだ
のびやかだ

ふくよかだ
ほがらかだ

まろやかだ

やすらかだ   主に<やすらかに>で使う。
ゆるやかだ

以上ほめ言葉を並べたようだが、特に意識して選んだわけではない。

すこやかに育ち、なごやかな家庭を持ち、おだやかに生活し、老後はのどかに過ごし、
やすらかに天国へ行く。

 

例外的と言えるほど少ないが、よくない意味のものもある。

あさはかだ
おろかだ
おろそかだ   主に<おろそかに>で使う。

中立

わずかだ
はるかだ  主に<はるかに>、<はるかかなただ>で使う。
ひそかだ  主に<ひそかに>で使う
ひそやかだ  主に<ひそやかに>で使う。  ほとんど聞かないが、昴 (スバル) という歌の歌詞の中で<ひそやかに>が出てくる。

せめて密 (ひそ) やかに この身 (み) を照 (てら) せよ 

この歌では<あざやかに>も出てくる。

 せめて鮮 (あざ) やかに その身 (み) を終(お) われよ

ーーーーー

<xxかだ>以外では<xxげだ>というのがある。


うれしげだ   <ー うれしい
おそろしげだ   <ー おそろしい
おぼろげだ

たのしげだ   <ー たのしい
たのもしげだ   <ー たのもしい

ものほしげだ

 

sptt


Wednesday, May 13, 2026

形容詞語幹+み、形容詞語幹+さ

 

<美しい>の大和言葉の名詞形を探しているが、なかなか見つからない。<美しさ>というのがあるが、これはどちらかと言うと<美しい>の程度を表わす。<美しみ>は<美しい>、<美しいこと>そのものを表わすと思われるが、ほとんど聞かない。<美しい>そのものを表わすのは漢語の<美、び>。<美しいこと>は<美しい>が抽象化されてはいるがが簡潔な<美、び>にはかなわない。

<美しみ>はほとんど聞かないが、味覚、臭覚では<形容詞語幹+み>が普通に使われる。
 

甘い ー 甘み ー 甘さ
しょっぱい  ー しょっぱみ ー しょっぱさ
すっぱい  ー すっぱみ ー すっぱさ
辛い ー 辛み ー 辛さ
苦い ー 苦み ー 苦さ
渋い ー  渋み ー  渋さ

うまい ー うまみ ー うまさ
まずい ー (まずみ) ー まずさ

臭覚

くさい ー  くさみ ー  くささ
こうばしい ー  (こうばしみ) ー  こうばしさ  <こうばしい>は<香ばしい>で漢語<香>+ばしいのようだが、大和言葉で<かぐわしい>の意で<かぐわしい>の<か>は<香>で、<香ぐ>、><香る>、<香り>の仲間だ。ひと昔前に流行った歌に<シクラメンのかほり>というのがあった。<かほり>は<かおり。香り>と読む。

たとえば

甘い ー 甘み ー 甘さ 

で<甘さ>は<甘い> 程度を表わす。一方<甘み>は<甘いこと>ではなく、<甘い>の属性を抽象化したものと言える。あとで触れるが、<甘み>も<み>は漢語の<味覚、みかく>の<<味、み>ではないか? 意味は<あじ>だ。したがって<甘み>は<甘いあじ>のことだ。これだと臭覚の<くさみ>が説明でぃない。

味覚、臭覚の形容詞は<xxい><xxみ><xxさ>と<きれいな>パターンを示しているが、他の形容詞はどうか? 

一般的な形容詞


高い (高み) 高さ
低い (低み) 低さ

広い (広み) 広さ
狭 (せま) い (狭み) 狭さ

速い (速み) 速さ
のろい (のろみ) のろさ

早い (早み) 早さ
遅い (遅み) 遅さ

固い (固み) 固さ
柔らかい  柔らかみ  柔らかさ

軽い (軽み) 軽さ
重い  重み  重さ  <重み>と<重さ>は違う。

あらい(粗い) (あらみ)  あらさ
細かい (細かみ)  細かさ

古い (古み) 古さ
新しい (新しみ) 新しさ  <新しみ>は使う人がいるかもしれない。この作品には<新しみ>がある。だが、この作品には<新しさ>がある、もほぼ同じような意味だ。

若い (若み) 若さ
おさない (おさなみ)  おさなさ 

英語では an old man というが、日本語では<古いひと>はダメで、<老い (おい) たひと>。英語でも an aged man と言う言い方がある。

易 (やさ) しい  (易しみ) 易しさ
難しい (難しみ) 難しさ

人の性格が<やさしい>は 

やさしい  (やさしみ) やさしさ

だが、<やさしみ> は使う人がいるかもしれない。

強い  強み  強さ  <強み>と<強さ>は違う。
弱い  弱み  弱さ  <弱み>と<弱さ>も微妙に違う。

もろい (もろみ) もろさ

大きい (大きみ) 大きさ
小さい (小さみ) 小ささ 

多い (多み) 多さ
少ない (少なみ) 少なさ

長い (長み) 長さ
短い (短み) 短さ

丸い  丸み  丸さ

するどい (するどみ) するどさ
にぶい (にぶみ)  にぶさ

暗い (暗み) 暗さ
明るい 明るみ  明るさ   <明るみ>と<明るさ>は、まったく違う。<明るみ>は<明るいところ>で、後から出てく<深み>=<深いところ>に似ている。

良い (良み) 良さ
悪い (悪み) 悪さ

正しい (正しみ) 正しさ

寒い (寒み) 寒さ
暑い (暑み) 暑さ
暖 (あたた) かい 暖かみ  暖かさ
涼 (すず) しい (涼しみ) 涼しさ   <涼しみ方>という言い方があるが、これはは動詞<涼しむ>由来。

熱い (熱み) 熱さ
冷たい (冷たみ) 冷たさ

厚い  厚み  厚さ   <厚み>と<厚さ>も微妙に違う。
薄い (薄み) 薄さ

濃い (濃み) 濃さ
薄い (薄み) 薄さ

深い  深み  深さ  <深み>は<深いところ>をさすが、比喩的用法もある。<読みが深い>
浅い  浅み  浅さ  <浅み>は<浅いところ>をさすようだが、普通は<浅瀬>だ。

貧しい (貧しみ)  貧しさ 

 

以上の例から<形容詞語幹+み>が成り立つのは

柔らかみ
強み、弱み
暖かみ
厚み
深み、浅み

取りあげた例に比べて<形容詞語幹+み>はかなり少ないと言える。味覚、臭覚の形容詞の<xxい><xxみ><xxさ>のパターンはない、と言える。

柔らかみ
強み、弱み
暖かみ
厚み
深み、浅み

に共通していることはあるか?

 

今回<形容詞語幹+み>をチェックしていて発見したことがある。感情関連、病理表現、人の性格表現形容詞に関してだ。アイウエオ順に書き出してみると

あさましい (あさましみ) あさましさ

あつかましい (あつかましみ) あつかましさ
荒い (荒み)  荒さ
いさましい (いさましみ) いさましさ
いじらしい (いじらしみ) いじらしさ
いそがしい (忙しい) (いそがしみ) いそがしさ  
痛い  痛み  痛さ
いたましい (いたましみ) (いたましさ)  <いたましい>は<痛い、痛み>そして動詞の<痛む>関連。先取すれば<<痛み>は動詞<痛む>の連用形の体言 (名詞) 用法。

いやしい (いやしみ) いやしさ
いやらしい (いやらしみ) いやらしさ
うかがわしい  (うかがわしみ) (うかがわしさ) <うかがわしさ>はほとんど聞かない。

うとましい (うとましみ) うとましさ
うらやましい (うらやましみ) うらやましさ
うるさい  (うるさみ) うるささ    <うるさい>の古語は<うるさし>。意味違っていた。

うるわしい  (うるわしみ) うるわしさ
うれしい (うれしみ)  うれしさ
おかしい  おかしみ  おかしさ
おこがましい (おこがましみ)  おこがましさ  <おこがましい>は死語に近く、正確な使い方がよくわからない。

おぞましい (おぞましみ) おぞましさ  <おこがましい>はも死語に近く、正確な使い方がよくわからない。<嫌 (いや) な>の強調としておく。<嫌 な>は形容動詞。

恐ろしい (恐ろしみ) 恐ろしさ

悲しい  悲しみ  悲しさ
くやしい  くやしみ  くやしさ    <くやしみ>の使用はまれだが、可能。まだくやしみが残っている。

苦しい  苦しみ  苦しさ
こわい  こわみ  こわさ  <こわみ>の使用はまれだが、可能。どことなくこわみがる。

さみしい (さみしみ)  さみしさ

しおらしい (しおらしみ) しおらしさ   <しおらしい>は<しおれる>由来だろう。<しおれる>は否定的な意味だが、<しおらしい>は肯定的な意味に変わっている。似たような意味の動詞に<しなびる>という動詞があるが、語源はよぅわからない。派生させると<ひなびる>、<いなかびる>、<古びる>がある。

したしい (親しい)   親しみ   親しさ  <親しさ>よりも<親しみ>が優勢。普通は<親しみがある>。

ずるい  (ずるみ)  ずるさ
せつない  (せつなみ)  せつなさ
そそかしい  (そそかしみ)  そそかしさ

たくましい (たくましみ)  たくましさ
正しい  (正しみ)  正しさ
たのもしい (たのもしみ)   たのもしさ
楽しい  楽しみ  楽しさ
だるい  だるみ  だるさ   <だるみ>の使用もまれだが、可能。どことなく体にだるみがる。<だるみ>は<たるみ>の兄弟語のようだが

(たるい)  たるみ  (たるさ)

で<たるい>という形容詞はない。 <たるみ>は動詞<たるむ>由来だ。

なつかしい (なつかしみ)   なつかしさ   普通は<なつかしさがある>と言う。

にくい  ( にくみ)にくみ   にくさ

はかない (はかなみ) はかなさ
はがゆい (はがゆみ) はがゆさ
恥ずかしい (恥ずかしみ) 恥ずかしさ

まぎらわしい (まぎらわしみ)  まぎらわしさ
貧しい (貧しみ)  貧しさ
みすぼらしい (みすぼらしみ)  みすぼらしさ
めずらしい (めずらしみ)  めずらしさ

やかましい  (やかましみ) やかましさ
やましい  (やましみ) やましさ
ゆかしい  (ゆかしみ) ゆかしさ   <ゆかしい>は古語<行 (ゆ) かし>で<行きたい>が語源。<心がひかれる>という意味だ。

わびしい  ( わびしみ)  わびしさ

 

<感情関連、病理表現、人の性格表現形容詞>の精確な分類は簡単ではない。だが、ここでの作業のポイントは<形容詞語幹+み>が成り立つかどうかだ。

<形容詞語幹+み>が成り立つものを並べてみる。 

痛い  痛み  痛さ
おかしい  おかしみ  おかしさ
悲しい  悲しみ  悲しさ
くやしい  くやしみ  くやしさ
苦しい  苦しみ  苦しさ
こわい (怖い)   こわみ  こわさ 
したしい (親しい)   親しみ  親しさ  
楽しい  楽しみ  楽しさ
なつかしい  なつかしみ   なつかしさ
にくい  ( にくみ)にくしみ   にくさ

 取りあげた例に比べて、また予想に反して<形容詞語幹+み>はかなり少ないと言える。<予想に反して>というのは、感情関連では<悲しみ>、<苦しみ>、<楽しみ>から<形容詞語幹+み>が多いと思っていたからだ。さらには

<悲しみ>は関連の動詞<悲しむ>の、<苦しみ>は動詞<苦しむ>の、<楽しみ>は動詞<楽しむ>の連用形の体言 (名詞) 化用法、説明する予定だった。

いやしい (いやしみ) いやしさ

関連の動詞<いやしむ>、連用形の体言用法 <いやしみ>

なつかしい (なつかしみ)  なつかしさ 

関連の動詞<なつかしむ>、連用形の体言用法 <なつかしみ>

はかない (はかなみ) はかなさ  

関連の動詞<はかなむ>、連用形の体言用法 <はかなみ>

はがゆい (はがゆみ) はがゆさ 

関連の動詞<はがゆむ>、連用形の体言用法 <はがゆみ>

<いやしみ>、<なつかしみ>、<はかなみ>、<はがゆみ>はほとんど使われず<いやしさ>、<なつかしさ>、<はかなさ>、<はがゆさ>が使われる。これは形容詞の体言 (名詞) 化用法の<形容詞語幹+さ>が優勢ということだろう。<形容詞語幹+さ>は普通

強い、強さ
広い、広さ
深い、深さ

のように形容詞の形容内容の<程度>を示すが、<形容詞語幹+さ>、すなわち

<いやしさ>、<なつかしさ>、<はかなさ>、<はがゆさ>でさらに抽象化していると言える。

いやしさ = いやしいこと
なつかしさ = なつかしいこと
はかなさ = はかないこと
はがゆさ = はがゆいこと

 

あて、まだ認知されていないようだが、強調形容詞と呼べるべき形容詞がある。

おびただしい (おびただしみ) おびただしさ
すごい  すごみ  すごさ
すさまじい (すさまじみ)  すさまじさ
はなはだしい (はなはだしみ)  はなはだしさ
ひどい (ひどみ)  ひどさ

<すごみがある>は聞くが<すごさがある>はまれ。意味が違う。<おびただしさがある>、<すさまじさがある>とはあまり言わない。<形容詞語幹+み>はダメ。

さらにまだ認知されていないようだが、擬態語 / 擬態語形容詞と呼べるべき形容詞がある。

荒々 (あらあら) しい  (荒々しみ)  荒々しさ
いまいましい  (いまいましみ)  いまいましさ
重々しい (おもおも) しい  (おももししみ)  おももししさ

軽々 (かるがる) しい  (かるがるしみ)  かるがるしさ
けばけばしい  (けばけばしみ)  けばけばしさ

ずうずうしい  (ずうずうしみ)  ずうずうしさ
すがすがしい  (すがすがしみ)  すがすがしさ
そうぞうしい (騒々しい) (そうぞうししみ)  そうぞうししさ
そらぞらしい  (そらぞらしみ)  そらぞらしさ

たどたどしい  (たどたどしみ)  たどたどしさ

なれなれしい (馴れ馴れしい) (なれなれしみ)  なれなれしさ

はなばなしい (はなばなしみ)  はなばなしさ
ふくぶくしい (福々しい)  (ふくぶくしみ)  ふくぶくしさ
ふてぶてしい   (ふてぶてしみ)  ふてぶてしさ

まめまめしい (まめまめしみ)  まめまめしさ
みずみずしい (みずみずしみ)  みずみずしさ
めめしい  (めめしみ)  めめしさ
ものものしい (ものものしみ)  ものものしさ

若々しい  (若々しみ)  若々しさ

これらも<形容詞語幹+み>はダメ。

 

色の形容詞

色の形容詞は複雑で、別途取り上げた方がよさそうだが、ここでは簡単にまとめてみる、色は視覚だ。

色の形容詞はややこしい。

白い
黒い
赤い
青い

はいいが (純色形容詞はこの四つだけのようだ)

<黄色い>は<色、いろ>が必要。<黄い>とは言えそうだがほとんど聞かない。

<灰色>も<色、いろ>が必要だが、<灰>自体<色>ではなく<灰の色>だ。

 <茶色>も同じで<茶>自体<色>ではなく<加工した茶の色>だ。

<桃色>も同じで<桃>自体<色>ではなく<成熟した桃の果実の色>だ。

みどり(緑)   <緑い>とはいえず、緑色 (の)  

むらさき(紫) <紫い>とはいえず、紫色 (の) 

金色 <金い>、<金色い>とはいえず、金色 (の) または 金 (の)

銀色 <銀い>、<銀色い>とはいえず、銀色 (の) または 銀 (の)

英語では、white, black, red, blue, gray, brown, pink, green, purple, gold, silver

さらには baige (ベージュ色), vermillion (朱色) がある。

白みの魚、 赤みの肉というが、卵の黄み、白みというが、これらは<身、み>のことだろう。

白みがかった肉、頬 (ほほ) 、 白みがかった肉、頬というが、この<白み>、<赤み>の<み>は何か?

白い、黒い、赤い、青い

の四つだけというのは、上の感情形容詞の多さに比べる、いかにも貧弱だ。


 sptt


Wednesday, April 8, 2026

<立つ>、<立てる> 複合動詞<立ちxx>、<立てxx>

 

前回のポスト " 複合動詞<xx立つ>、<xx立てる> " に続いて

 <立つ>、<立てる>が前にくる複合動詞<立ちxx>、<立てxx>をチェックしてみる。

<立つ>

立ち合う 慣用表現
立ち上がる ー 立ち上げる 慣用表現
立ち行く   立ち行かない 慣用表現
立ち入る 慣用表現
立ち行 (おこな) う    <する>、<行う>の改まった言い方。
立ち遅れる  慣用表現

立ち返る 慣用表現  
立ち消える   立ち消え  慣用表現   
たちくらむ   
立ち込める   霧が立ち込める  

立ち去る 慣用表現   とっとと、ここから立ち去れ!
立ちすくむ   
立ち止まる   

立ち直る - 立て直す
立ち並ぶ   家がが立ち並ぶ
立ちのく  慣用表現
立ちのぼる

立ちはだかる
(たちふるまう) 立ちふるまい

立ち回る  慣用表現 うまく立ち回る
立ち向かう

 

慣用表現とした<立ち合う>、<立ち入る>、<立ち返る>、<立ち去る>、<立ちのく>などは<立ってxxする>の意が薄い。これらの<立つ>はどういう意味か? 別途検討予定。

<立てる>については

立てかける
立て込む  家が立て込む   慣用表現 今は立て込んでいて、来てもダメだ・
立てこもる  家に立てこもる
立てこわす   家を立てこわす   これは変ないい方だ。関東方言らしい。
立て直す   態勢を立て直す   建て直す  家を建て直す

家、建物関連は<建て>書くようだ。

建てる

建て始める
建て替える
建て直す
建て終える
建て壊 (こわ) す

 

sptt

 

Tuesday, April 7, 2026

複合動詞<xx立つ>、<xx立てる>

 

複合動詞<xx立つ>、<xx立てる>をチェックしてみる。<xx>には一般動詞の連用形がくる。ここで<一般動詞>というのは<立つ>、<立てる>の複合動詞用の動詞に対比させたもの。使役的になるが<立たす>というもある。

<xx立つ>、<xx立てる> アイウエオ順に並べてみる。

xx立つ

いきり立つ
浮き立つ
思い立つ
降 (お) り立つ

切り立つ   切り立った崖

そそり立つ
そば立つ    そば立たせる
そびえ立つ

飛び立つ     飛び発つ

成り立つ  慣用表現 

引き立つ  慣用表現   引き立たてる / 引き立たせる
ふるい立つ    ふるい立たせる

( 目立つ )  慣用表現

 

<東京を立つ>は<東京を発つ>とも書く・<たつ>にはそのほかに<建つ>、<断つ>があるが。基本的には、あるいは大まかには 

<建つ>は建築関係<立つ>、<断つ>は<離れる>で<発つ>と関連する。

 

xx立てる

あばき立てる  しきりにxxする
言い立てる  しきりにxxする
追い立てる

搔 (か) き立てる、 勇気を搔き立てる  <掻く>は<かゆいところを掻く>、<搔きまわす>の<掻く>。

書き立てる  デマを書き立てる  しきりにxxする
がなりたてる  しきりにxxする

駆 (か) り立てる

急 (せき) き立てる  
責め立てる  しきりにxxする  

組み立てる

積み立てる
問い立てる   しきりにxxする
取り立てる  慣用表現

引き立てる  慣用表現
( ふるい立てる )   ふるい立たす / ふるい立たせる

見立てる  慣用表現  
盛り立てる  慣用表現

呼びたてる  しきりにxxする

わめき立てる  しきりにxxする

 

などで、慣用表現も多い。<xx立つ>、<xx立てる>は、いわばそこそこ<こなれた>複合動詞用の動詞といえる。特に<しきりにxxする>は汎用性がる。

 

<立つ>については

立ち上がる ー 立ち上げる 慣用表現

立ち入る 慣用表現

立ち返る 慣用表現

立ち消える   立ち消え

(立ちくもる、立ち晴れる)

たちくらむ

立ち込める   霧が立ち込める

立ち去る 慣用表現   とっとと、ここから立ち去れ!

立ちすくむ

立ち止まる

立ち直る - 立ち直す

立ちのく 慣用表現

立ちのぼる

立ちはだかる

(たちふるまう)    立ちふるまい

立ち向かう

慣用表現とした<立ち入る>、<立ち返る>、<立ち去る>、<立ちのく>は<立ってxxする>の意が薄い。これらの<立つ>はどういう意味か? 別途検討予定。

 

sptt

 

Monday, April 6, 2026

複合動詞<xx起きる>、<xx起こる、xx起こす>

 

複合動詞<xx起きる>、<xx起こる>、xx起こす>についてチェックしてみる。<xx>には一般動詞の連用形がくる。ここで<一般動詞>というのは<起きる>、<起こる>、<起こす>を複合動詞用の動詞に対比させたもの。

 <起きる>、<起こる>は<なになにが起きる、起こる>で自動詞。 <起こす>は<なになにを起こす>で他動詞。<起こす>は<起きるように、起こるようにさせる>とも解釈できる。<xx>は動詞の連用形がくるが、自動詞でも他動詞いいが、一般的には

自動詞の連用形+ <起きる>、<起こる>

他動詞の連用形+ <起こす>

となるが、例外もある。アイウエオ順に並べてみる。

思い起こす

叩 (たたき) き起こす

跳 (と) び起きる

はね起きる

(振い起きる 、振い起こる) - 振い起こす  勇気を振い起こす

掘り起こす

巻き起こる = 巻き起こす   風が巻き起こる ー 風が巻き起こす

揺 (ゆ) り起こす   ゆっすて起こす、目を覚まさせる

湧き起きる 、湧き起こる ー (湧き起こす)  勇気が湧き起きる、湧き起こる 

 

英語では

起きる、起こる = to happen, to occur, to come out (出てくる) 、発生する)

起こす = to cause to happen

 

前回のポストの  " 複合動詞<xx合う>、<xx合わす、xx合わせる> " に比べると格段に少ない、と言える。どうしたことか?

どうしたことか? の答えとしては

1.<起きる、起こる>、<起こす>は独立性が高く、単独でつかわれる傾向にある。

火事が、事故が、事件が起きる、起こる

火事を、事故を、事件を起こす

2.1は言い換えると、<一般動詞との結びつき>の相性が悪い。

3. <起きる、起こる>、<起こす>は基本的に<up>の意味だが、<up>には複合動詞用の動詞として

上がる ー 上げる
立つ ー 立てる

<上がる ー 上げる>は
日本語の複合動詞<xx 上がる、上げる>、<xx 下がる、下げる> 、英語の<動詞+up / down> December 4, 2024

で取りあげたことがある。
<xx 上がる、上げる>の例はそこそこある。

<立つ ー 立てる>例はそこそこある。
いきり立つ
浮き立つ
降 (お) り立つ
飛び立つ
引き立つ  慣用表現
目立つ  慣用表現


あばき立てる
言い立てる
搔き立てる、 勇気を搔き立てる、デマを書き立てる
取り立てる  慣用表現
引き立てる  慣用表現
盛り立てる  慣用表現

などで、慣用表現も多い。いわば<こなれた>複合動詞用の動詞といえる。

4. <起こす>は<立ち上げる>で言い換えられる場合が少なくない。

事業、会社を起こす  ー 事業、会社を立ち上げる

 

=====

<掘り起こす>と<掘り出す>

土を掘り起こす

土を掘り起こしてうもれた宝物を掘り出す。

土の中からうもれた宝物を掘り出す。

<掘り起こす>と<掘り下げる>

うもれた歴史を掘り起こす

この人物の過去を掘り起こす
この人物の過去を掘り下げる   詳しく調べる

問題の深層を掘り起こす
問題の深層を掘り下げて、さらによく考えてみる

<思い起こす>と<思い出す>

うもれた記憶を (記憶から) 思い起こす。

あの時のたのしかった時のことを思い出した。 <たのしかった時のことを>で<思い出す>は他動詞だが、内容的には自動詞だ。


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Wednesday, April 1, 2026

複合動詞<xx合う>、<xx合わす、xx合わせる>

複合動詞<動詞の連用形+動詞>は以前にいろいろ調べてみた。 複合動詞は日本語の大きな特徴と言える。<動詞の連用形+動詞>をもっと詳しく言えば

一般動詞の連用形+複合動詞用の動詞

で、英語では二つの動詞を重ねる、続けるのではなく

 一般動詞 + 副詞

の形が一般的だ。 <複合動詞用の動詞>は使用頻度が高い、<こなれた>動詞だ。以前に取り上げた<複合動詞用の動詞>としては

xxつく xxつける

有 (あ) りつく 、 食べ物にありつく、仕事にありつく  <有り着く>は自動詞。 to attain は<得る>で他動詞だ。<有りつける>は可能になる。

 言いつける   to tell someone, to report, to tell someone do something, to order

xx離れる、xx離す

かけ離れる  to go far (away)
切り離す  to cut off

複合動詞 xx 去る、xx away

自動詞+去る
崩 (くず) れ去る

他動詞+去る
洗い去る  (とごれなどを) 洗い流してなくす

xx直る xx

居直る  自動詞  慣用表現   <居る>は自動詞

洗い直す 他動詞 to wash again  慣用(表現( (刑事用語 ) 

持ち直す   <持つ<は他動詞、<直す>も他動詞だが<持ち直す>はは自動詞二なる。病状が持ち直す。<病状が持ち直る>とも言う。これはおもしろい。(*)

xx切る

打ち切る  慣用表現
押し切る  慣用表現

xxかえる (返る)  自動詞 <帰る>には<変える>、<変える>もある。

あきれ返る 自動詞
あふれ返る 自動詞
はね返る  自動詞

xx返す  (返す) 他動詞

はね返す  他動詞  <はねる>は自動詞

xx果てる、xx果たす

あきれ果てる
言い果てる

使い果たす

などをこれまで取り上げた。 慣用表現が多いのも特徴。最近そこそこ時間をかけて複合動詞<xx合う>、<xx合わす>を調べてみたが、相当あり、慣用表現も相当ある。また、日本語の特徴として

<合う>自動詞 ー <xx合わす>他動詞

コンビがあり、これは複合動詞用の動詞の前にくる 一般動詞にも言えることだ。また

自動詞の一般動詞 + 自動詞の<合う> 

他動詞の一般動詞 + 他動詞の<xx合わす>、<xx合わせる>

となるとは限らす、ややこしい。<ややこしい>が面白いところもある。

<xx合う>、<xx合わす、xx合わせる>  アイウエオ順

愛し合う   to love each other
言い合う  to say / speak each other  ー  言い合わせる 慣用表現 <言い合わせる>は難しい。他人となにかを一緒に何かをする場合に、前もって話し合って (言い合って ) 言動に食い違いが無いようにしておく、といったような意味だ。<申し
合わせる>、<打ち合わせる>、<示し合わせる>も似たようなところがあるが、微妙に違う。

行きあう  ー  行き合わせる
これは<行き会う>のようだが、普通は< (たまたま) 行き合わせる>。<(たまたま) 来 (き) 合わせる>という言い方もある。いずれもおもしろい言い方だ。<合わせる>は他動詞だが< (たまたま) 行き合わせる>、<(たまたま) 来 (き) 合わせる>は内容的には自動詞だ。<居合わせる>、<となり合わせる>といった言い方ある。

いがみ合う   to growl / quarrel each other
打ち合う、たたき合う、なぐり合う ー to hit each other  ー 打ち合わせる  慣用表現
受けあう  慣用表現 each other, together の意味はない

疑い合う
奪 (うば) い合う
恨み合う
落ち合う  ー to meet each other  したがって<落ち会う>だろう。<落ち>があるので単純な<会う>とは違う。<落ちる>は自動詞。<落ちる>にはあまりいい意味がない。試験に落ちる、落ちこぼれる、落ち込む、落ちぶれる、落ち目、落ち度など。だが<落ち会う>に特に悪い意味はない。<落ち会う>はあえて言いかえると<落ちて会う>、<落ちながら会う>だが、聞いたことがない。かなりなコジツケだが、<腑に落ちない>という言い方がある。肯定は<腑に落ちる>で、わからないこと、納得できないことが、腹の底 (腑) 落ちて当たって<わかるようになる、納得できるようになる>ことで、<落ちて当る>は<落ちて合う、会う>ことだ。

押し合う  to push each other 三人以上に場合は to push together かというと、そうではない。to push together は<皆で、ともに押す>になる。 ー 押し合わせる これは to push and adhere (付ける) で<押して合わせる>が間違いない。
思い合う to think about each other
折り合う  慣用表現  <折り合い> 折り合いがつく、折り合いを欠く

関わり合う
かけあう   慣用表現 これも each other, together の意味はない。ー かけ合わせる  <かけ合わせる>は算数になるが、比喩、慣用表現もある。

重なり合う ー 重ね合わせる
かばい合う
咬 (か) み合う 文字通りでは to bite each other だが、多くは慣用表現。否定形でよく使われる。議論がかみ合わない。 <咬む>は他動詞。<咬み合う>は<歯車が、議論が咬み合う>で自動詞。
語 (かた) り合う   <言い合う>とも<話し合う>とも違う。
からまり合う to tangle (each other, together)
傷つけ合う  to harm each other
嫌い合う  to dislike / hate each other
けなし合う  to criticize each other
蹴り合う   to kick each other
恋し合う  to love each other
こすれ合う  to rub with each other to rub は自動詞 ー こすり合わせる <こすれる>自動詞。<こする>他動詞。
込み合う  ー to become crowded each other, together はおかしい。
殺し合う  殺し合い  ー to kill each other はおかしく、片方が殺されてしまうと、<殺し合い>は終わる。したがって、to try to kill each other が現実的だ。実際に<殺し合ってしまう、しまった>場合は killed each other でいい。

探 (さぐ) り合う
示し合う to show each other <示す>は他動詞 ー 示し合わせる 慣用用法。上記<言い合う>参照。
じゃれ合う
知り合う
信じあう  to trust each other
攻め合う  to attack each other
せめぎ合う  to fight against each other to fight は自動詞。
競 (せ) り合う  to compete with each other to compete は自動詞。

抱き合う  to hag each other ー 抱き合わせる 慣用用法。<抱き合わせ販売、商法>という荷があった。

助け合う  to help each other 英語で慣用句に to help yourself というのがある。
戦い合う  to fight against each other
立ち会う  相撲用語では each other でよさそうだが (立ち合い) 、<xxに立ち会う>という慣用用法がある。<>は

だまし合う to cheat each other
頼り合う  to rely on each other to rely は自動詞
つきあう 慣用表現  ー つき合わせる  慣用表現  照合する
詰め合う 人の多い場所で <詰める>は他動詞だが<詰め合う>は自動詞 - 詰め合わせる 慣用表現 菓子の詰め合わせ

吊り合う  to hate balance
出会う   出会い  ー 出会わす 慣用表現

溶けあう
取りあう  to take each other   これとは別に<取りあう >、<取りあわない>という慣用表現がある。

投げ合う  相撲用語では each other でいいが、野球用語では相手を投げる / 投げとばすのでなく、ボールを投げることになり each other はだめだろう。 だがキャッチボールや雪合戦でばeach otherでいい。

似合う  becoming  形容詞
なめ合う  傷をなめ合う ー 慣用表現
握り合う  手を握り合う
憎み合う   to hate each other
にらみ合う 

はげまし合う ー to cheer up, to encourage each other     to cheer は自動詞
果たし合う   <果たし合い>はあるが、<果たし合う>、<果たし合った>はあまり聞いたことがない。
話し合う  to talk together  <言い合う >とは違う。
張り合う   慣用表現
引き合う  to drag, to pull each other  これとは別に<引きあう >、<引きあわない>という慣用表現がある。  ー  引き合わせる  人を紹介する
触 (ふれ) れ合う       触れ合い  心の (心と心の) 触れ合い
ほめ合う   
to praise each other

混ざりあう  to mix each other, together  英語は<混ぜ合わせる>にもなる。
見合う ー to see each other  <お見合い >は<seeing each other>ではなく、match making。 <お見合いをすること >がある。おそらく見合う>ではなく<見会う>、<会って、見る>ではないか?

見せあう   to show each other
見つめ合う  to see, to gaze each other
向き合う   to face each other  ー  向き合わせる
めぐり会う これは<めぐり会う>だろる。
持ち合う   to share   ー  持ち合わせる  慣用表現
もみ合う

寄せ合う  <身を寄せ合う>で他動詞。 ー 寄せ合わせる 他動詞。
譲り合う
寄り合う   寄りあい(会合)わかり合う  to understand each other

分け合う  to share

xx (漢語) しあう

威嚇し合う  each other  xxを威嚇する

感謝し合う   each other     xxに感謝する

協力し合う  together   xxに協力する

議論し合う  together   xxを議論する

努力し合う  each other / together  xxに努力する

批判し合う  each other / together  xxを批判する

each other / together は場合によりけりで、<互いに>の場合はeach other、M皆揃って、いっしょに>の場合は together。

 

<似合う>相当の英語に to fit, to match がある。

英語の to fit は他動詞用法と自動詞用法がある。

Dictionary.com 

verb (used with object) 他動詞用法

  1. to be adapted to or suitable for (a purpose, object, occasion, etc.).

  2. to be proper or becoming for.

  3. to be of the right size or shape for.

    The dress fitted her perfectly.

  4. to adjust or make conform.

    She had the jeweler fit the ring to her finger.

  5. to make qualified or competent.

    Courage and patience are among the qualities that fit a person for leadership.

  6. to prepare.

    This school fits students for college.

  7. to put with precise placement or adjustment.

    He fitted the picture into the frame.

  8. to provide; furnish; equip.

    I fitted the cabinet door with a new handle.

  9. Statistics. to predict, calculate, or project (values) according to a model based on existing data.

verb (used without object) 自動詞用法

  1. to be suitable or proper.

  2. to be of the right size or shape, as a garment for the wearer or any object or part for a thing to which it is applied.

    The shoes fit.

     

to match も他動詞用法と自動詞用法がある。

Dictionary.com

verb (used with object) 他動詞用法

  1. to equal; be equal to.

    My talent does not match his.

  2. to be the match or counterpart of; harmonize with.

    The skirt matches the jacket perfectly.

  3. to cause to correspond; adapt.

    to match one's actions to one's beliefs.

  4. to fit together, as two things.

    to match the pieces of a puzzle.

  5. to fit (boards) together, side by side or end to end, with a tongue-and-groove or rabbeted joint.

  6. to procure or produce an equal to.

    Try though we did, we could not match our first success.

  7. to place in opposition or conflict.

    I matched my wits against his strength.

  8. to provide with an adversary or competitor of equal power.

    The teams were well matched.

  9. to encounter as an adversary with equal power.

  10. to prove a match for.

  11. to unite in marriage; procure a matrimonial alliance for.

  12. to toss (coins) into the air and then compare the matching or contrasting sides that land facing up, as for determining the winner of a bet.

  13. to match coins with.

verb (used without object) 自動詞用法
  1. to be equal or suitable.

    Our talents match.

  2. to correspond; be of corresponding size, shape, color, pattern, etc..

    These gloves do not match.

  3. Archaic. to ally oneself in marriage. 

    <注> いまはよく知らないが、昔は英語 (英文法) で 他動詞 transitive verb、 自動詞 transitive verb というのがあった。最近の英英辞典では transitive verb、intransitive verb と言うのはあまり見かけない。継ごうが悪くなったためか?

to meet (会う) も自動詞用法と他動詞用法がある。

 I want to meet with you at your office. tomorrow

I want to meet you tomorrow at your office.

 

上の例の解説の中で<xx合わせる>が出てくる。<xx合わせる>をチェックしてみる。


居合わせる
言い合わせる  慣用表現 - 言い合う
行き会わせる  ー 行き会う
打ち合わせる  ー 行きあう
折り合わせる  ー 折り合う

かけ合わせる  ー かけ合う 慣用表現
重ね合わせる  ー 重なり合う
考え合わせる
咬み合わせる  慣用表現 ー 咬み合う  慣用表現もある
切り合わせる  切って合わせる ー 切り合う to try to cut / kill each other
食い合わせる  食い合わせ (食べ合わせる 食い合わせが悪かったようで、胃が痛む。 ー 食い合う to eat each other
組み合わせる

示し合わせる  ー 示し合う
擦 (す) り合わせる  慣用表現  ー 擦 (す) れ合う、こすれ合う
座り合わせる   隣に座り合わせる  隣り合わせる
染め合わせる

足し合わせる
立ち合わせる   ー 立ち合う 慣用表現
束 (たば) ね合わせる
つき合わせる  慣用表現  照合する - つきあう 慣用表現
継ぎ合わせる
つけ合わせる    料理用語
つなぎ合わせる   -  つながり合う
照らし合わせる   照合する  <照らし合う>とも言うが、他動詞。
問い合わせる
溶かし合わせる  -  溶け合う
泊まり合わせる   旅先で同じ宿に泊まり合わせる 
取り合わせる    慣用表現  取り合わせの妙  ―  取り合う

並べ合わせる
縫 (ぬ) い合わせる
乗り合わせる

貼 (は) り合わせる
引き合わせる  ー 引き合う。 詰ま引きの様な<たがいに引き合う>以外の<この取り引きは引き合わない>という慣用表現がある。

混ぜ合わせる  ー 混ざり合う
待ち合わせる  慣用表現   待ち合わせ (時間)
見合わせる   おもしろい慣用表現。慣用表現の<xxに見合う>との関連はない。
向き合わせる  ー 向き合う
めぐり会わせる 自動詞 花子にめぐり会わせる ー めぐり会う 自動詞 花子にめぐり会う 
申し合わせる  ー <申し合う>という言い方はないが<申し合い>はありそう。
持ち合わせる  慣用表現  <持ち合わせがない> ー  持ち合う
盛り合わせる   盛り合わせ

寄せ合わせる  ー  寄せ合う  <身を寄せ合う>で他動詞。
より合わせる   <よる>は<糸、なわをよる>の<よる>。

ーーーーー

居合わせる
行き合わせる
座り合わせる
泊まり合わせる
乗り合わせる
めぐり会わせる 自動詞 ー めぐり会う 自動詞
持ち合わせる

以上は<たまたま>と相性がいい。to happen to xxxx


言い合わせる  慣用表現
示し合わせる  慣用表現
申し合わせる

以上あまり使わないが、やや複雑な意味がある。(言動を起こす前に) 前もって合意しておく。

打ち合わせる  打ち合わせておく
待ち合わせる

はよく使うが、 これも<(言動を起こす前に) 前もって合意しておく>の意がある。


英語の接頭辞<pre->にも<前もってxxしておく>の意があるものがある。

to predetermine
to preinstall
to prepare
to presume

だが to preagree, preagreed は聞かない。

 

ーーーーー

(*)

持ち直す   <持つ<は他動詞、<直す>も他動詞だが<持ち直す>はは自動詞二なる。病状が持ち直す。<病状が持ち直る>とも言う。これはおもしろい。(*)

 文法t的におもしろいので、別途検討予定。

 

 

 

sptt

 

 

 

 

Sunday, March 8, 2026

<見つける>と<見つかる>

 

前回のポスト

<見かける>と<見せかける>

に続いて<見つける>と<見つかる>についてチェックしてみる。

<見つける>は<xxを見つける>と<を>をとるので他動詞。一方<見つかる>は<xxが見つかる>で自動詞。

太郎をはなくした財布を見つけた。
なくした財布が見つかった。 

特に意識せずに過去形になったが、現在形ではどうか?

太郎をはなくした財布を見つける。

は実際言いそうにないが、日本語の現在形は未来も表すので

太郎をはなくした財布を間もなく見つける。(予言)

なくした財布が間もなく見つかる。 (予言)

でよさそう。

また英語と同じく、現在形は習慣、繰りかえしの言動も表すので

花子は太郎の仕事上のミスをよく見つける。(習慣、繰りかえし)

でいいが

太郎の仕事上のミスが / は花子によく見つかる。

は何か変だ。 

太郎の仕事上のミスが / は花子によく見つけられる。

と<見つける>の受身を使うと何とかなりそうだが、翻訳調だ。

 

なくした財布が間もなく見つかる。  

は自動詞で、意思とは関係ない。一方

太郎をはなくした財布を間もなく見つける。

は意思 (この場合、普通は太郎の意思だが、そうとは限らない) が関与していそうだが、これまたそうとは限らない。

英語では<見つける>は to find が相当するが、 意思が強く関与する場合は

to try to find

となる。

Taro tries to find his lost wallet.

意思が強く関与しない場合は

to find  

でもよさそうだが

Taro finds his lost wallet.

は何かおかしい。<習慣、繰りかえし>になってしまうのだ。<なくした財布を見つける>のは基本的に一度だけだ。だが

花子は太郎の仕事上のミスをよく見つける。

は成り立つので、発話の内容によるか。

<見つけ出す>、to find out という言い方が、日本語に英語にもある。これはそこそこの意思が含まれているといえよう。

<見つける>関連では

to look for, to be looking for 

で<見つけようとする>、<さがす>、<さがしている>となる。

to search という動詞があるが、これは他動詞で

to  search something

となる。これも<見つけようとする>、あるいはは<見つけようとしてさがす>で<見つける>が目的のようになっている。

 <見つける>は<見る+つける>由来と思われるが、<つける>は<近づける>、<付着させる>、なんとなく<見つける>はそんな感じがある。<見る>対象に<近づいている>、着いている>状況だ。

一方<見つかる>は<見る+つかる>では何のことだかわからない。 <見つかる>は<見つける>の自動詞化だろう。

 

sptt