Saturday, April 27, 2019

英語の re-xxxx 動詞の再帰用法 - 2、自動詞、他動詞 -続き


<英語の re-xxxx 動詞の再帰用法>の第三弾。 話が表題の内容からどんどん横道にそれてきたが、それたままもう少し話を続ける。話はまだ<英語の re-xxxx 動詞>そのものについてで、再帰用法はほとんど関係ない。

前々回で少し触れたが英語の re-xxxx 動詞には次のようなのがある。

7)re + 形容詞 型

to refine
to refresh
to relax  lax は<ゆるい>という形容詞。

以上は

xx を  fine、fresh、lax の状態に<re->の基本的な意味の一つの<もどす>こともあるが、<もどす>にこだわらない場合も考えられる。この場合には<re->は形容詞の動詞化と言える。さらに広げて次のような re-xxxx 動詞がある。

to return

これは代表的な re-xxxx 動詞だが、

re + turn 分けられる。 そして to turn は独立した動詞なのだ。

to return  = to turn back

でもある。<re->に back の意味があるわけだが、それだけだろうか。

to remark

<マークをする、つける>なら to mark でよさそう。 to remark はいわば派生用法だ。

8)比較的短い語で1)-6)で分類できないもの、できにくいもの。

to receive  - これは上記の<反対>、<反抗>、against の逆になる。
to recommend - これは方向としては back、against ではなく forward だ。
to refer  - to infer、to confer、to prefer がある。
to regard - イタリア語で guardare(注視する)、普通の<見る>は vedere。
to regulate - regul (?) または regular の動詞化。<再び>とか<あらためて>の意はない。
to reinforce     意味からは to inforce の強調と言えそうだが、to inforce という動詞はない。動詞はto enforce、名詞は enforcement 。to reinforce は to enforce の強調と言えるが、<再び>とか<あらためて>の意も少しはあるか。
to relate - 関係づける
to relay  - <再び置く>ではない。<リレーする>だ。
to rely  - to rely on xx で xx にたよる、xx による。
to remove  -  これはよくわからない。to move に re- がついてなぜ<取り去る>になるのか?
to render - 元の意は to give back だが、美術用語では to reproduce or represent by artistic or verbal means というの時々聞く。照明のレンダーリング。
to reply  -  答える、2)to return に入るか
to report - これは<答える>、したがって2)to return に入るか
to reprimand   叱責する、責(任)を問いつめる
to request    - 問う、求める   英語では名詞 quest 動詞 to quest (to search for) がある。
to require  - 問う、求める   英語では query (問い、疑問)という名詞形がある。
to research  - 探す、調査する (問う、求める)
to respond  - 答える、応じる。2)to return に入るか
to result   -  to result in xx という言い方で、<結果として xx になる>
to reveal     - (かくれていた)xx を現わす
to reward - to award の意味を考えると、<見返りを与える>になりそうだが、そうではない。

問う、求める(to request、to require、to research)と答える(to reply、to report、to respond )の両方に(re ->が使われている。


sptt









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