このポストは最近の any 関連のポストの一つ。英語では any、any の付く語が活躍するが、anyway を正しく多用できるようになればかなり上級の英語の使い手だ。ただし何事も使いすぎは弊害をもたらすので注意。少し調べてみた。日本語の<とにかく、ともかく、ともあれ>関連で少し調べてみた。
Merriam-webster Internet Dictionary
- 1 : anywise
- 2 : in any case : anyhow
Examples of anyway in a Sentence
- The
road got worse, but they kept going anyway.
(道はどんどん悪くなっていったが、とにかく行き続けた。)
- I
didn't expect her to say “yes,” but I asked her anyway. (彼女が
”イエス” というのは期待していなかったが、とにかく頼んで(聞いて)みた。
- It
makes no difference what we say. She's going to do what she wants
anyway. (われわれが何と言おうと関係ない。彼女はとにかく自分がしたいことをするのだ。
- He's far from perfect,
but she loves him anyway. (彼は完璧な男からはかけ離れてているが、とにかく彼女は彼が好きなのだ。)
それはなにより。ともあれよかった。
日本語では他に
いずれにせよ - whatever it is (they are), no matter what it is (they are)
つまるところ(結局のところ) - to conclude
<いずれにせよ >はは譲歩構文。あとで出てくるが in spite of (にもかかわらず)も譲歩構文をつくる。anyway は譲歩構文の結論部でつかわれるのだ。
つまるところ(結局のところ) - to conclude
<つまるところ(結局のところ)>次のように説明できる。これは文法用語の<譲歩>とは<とりあえず肯定するが、(疑問を残す、反対のことをいう、示唆する)>で、このような方法を使って(正しいと思う、正しいと思わせる)結論を述べる修辞法なのだ。
Cambridge Internet Dictionary
こちらはかなり詳しい。anyway のような慣用語の説明は難しい。
anyway
whatever else is happening (ほかになにが起ころうとも), without considering other things (ほかのことは考慮に入れずに):
whatever else is happening (ほかになにが起ころうとも) - これは譲歩構文の前半。anyway は後半の結論部で使われる。
<without considering other things (ほかのことは考慮に入れずに)>でも間違いではないが、比較が入り込んで、rather than (considering) other things (ほかのことより優先させて)の方がいい場合がある。むしろ - rather than the other thing(s)。
Of course I don't mind taking you home - I'm going that way anyway.
もちろんあなたを家まで送っていくのはかまわない。とにかく私もそちらの方にいくんだから。
"I thought you said everyone had left." "Well, some of them have anyway."
私はあなたが’みなもう帰ってしまった”と言ったと思っていた。まあ、とにかく幾(いく)人かは帰ってしまっている。
Her parents were opposed to her giving up her course, but she did it anyway.
彼女の両親は彼女がこの学業コースをやめるのに反対していたが、とにかく彼女はやめてしまった。
In conversation, anyway is also used to change the subject, return to an earlier subject, or get to the most interesting point (会話では、anyway は話題を変え、元の話題にもどる、あるいは一番関心のある点に戻るのに使われる):
話題を変え、元の話題にもどる - 日本語では<ところで>がある。
Anyway, as I said, I'll be away next week.
とにかく、すでに言ったように、わたしは来週去ります。
Anyway, in the end I didn't wear your jacket.
とにかく、最終的に私はあなたの上着は着なかった。
What was he doing with so much of the company's money in his personal account anyway?
彼は自分の個人勘定でそんなにたくさんの会社の金をどうしているんだ? 一体全体。
上記3例は<ところで>で置き換えられる。
<一体全体>はそもそもどういう意味か? what on earth という慣用句がある。
used to give a more important reason for something that you are saying(話していることでもっと重要な理由を述べるのに使われる:
I don't have time to go, and anyway it's too expensive.
私は行く時間がありません。それよりとにかく費用が高すぎます。
(これは<rather (むしろ)>で置き換えららる。)
More examples
- The meal isn't nearly ready, but I expect that they'll be late anyway.
- 食事はすぐに準備できるわけではないが、私は彼らは遅れてくるだろうと思いますよ、結局のところ。
- Liberman realized Kurt was unsuited to office life, but offered him a contract anyway.
- liberman は Kurt が事務所仕事には向いていなとわかったが、それでもともかく(とりあえず*)彼にと契約を申し出ておいた。
- The head teacher refused to let us try it, and it was pretty draft idea anyway.
- 教頭は我々がそれを進めるのに反対したが、それはとにかくまだ初期段階のアイデアだった。 (これは<rather (むしろ)>で置き換えららる。)
- I have no chance of winning the competition, but I'm going to enter anyway.
- この競技に勝つ見込みはないが、ともかく参加申し込みするこにする。
- Even if it is pouring with rain, the even will take place anyway.
- 雨が降ろうとも、とにかくこのイベントは実施される。
Grammar
Anyway is an adverb. … (Anyway は副詞)
Anyway meaning ‘in spite of …’We use anyway to contrast reasons or situations that have already been mentioned. It is usually used in end position: … (Anyway は 'in site of ' の意(にもかかわらず)。すでに述べた理由または状況と対照的な何かを述べるときに使う。)
‘in spite of …’ (にもかかわらず)は譲歩構文の代表だ。繰り返しになるが、anyway は後半の結論部で使われる。
<対照的な何かを述べるとき>に使うのは一般に逆接の接続詞、but, however (しかし、だが)。したがって、上記例文は but が使われているのがある。 and が使われているのもある。上で述べたように anyway 譲歩がらみの修辞法がからんでおり、単なる逆接ではない。
Anyway as a discourse marker … (Anyway は話を進める働きがある)
Anyway meaning ‘at least’ We can use anyway in a similar way to ‘at least’ to limit a statement. …
Adverbs as discourse markers (anyway, finally) Discourse markers organise longer pieces of conversation or text. They can mark the openings or closings of conversations, changes in topics, and other functions connected with organising a conversation or text. Most discourse markers belong to the class of adverbs. … (Anyway は'at least ' の意。'at least ' (少なくとも)と同じような意味で話を制限するときに使う。副詞として anyway (とにかく、ともかく、いづれにしろ)、finally (結局のところ)は話を進める働きがある。話を進める働きとは会話や文章を長くする働き。話を始めたり、終わらせたり、話題を変えたり、会話や文章に関連したその他の働きがある。話を進める働きがあるのは主に副詞だ)
<at least (少なくとも)>は<他の状況がなかったとしても>-->whatever else is happening (ほかになにが起ころうとも), without considering other things (ほかのことは考慮に入れずに)と同じような条件で、後半の結論部で使われる。
(中断後)話を始めたり、話題をかえる - ところで (<ところが>と違い逆接ではない)
話を終わらせたり - つまるところ (これは上で説明した)
sptt
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