Sunday, May 24, 2015

<xx について>について


<xx について>の<ついて>について考えてみる。<ついて>はどこにでもついてまわる超慣用句だ。

to talk about xx       xx について話す
to tell (me) about xx       xx について(私に)話す
to think about xx  xx について考える
to learn about xx       xx について学ぶ
to know about xx       xx について知っている
to check about xx       xx について調べる

<動詞+about xx>はほぼ自動的に<xx について + 動詞>と訳される。上記の動詞にうち to talk は自動詞だけのようだが、その他は他動詞の用法がある。

to tell xx  (to me)  xx       xx を(私に)話す
to think xx  xx を考える
to learn  xx       xx を学ぶ
to know xx       xx を知っている
to check  xx       xx を調べる

日本語の方の自動詞(xx について)と他動詞(xx を)を比較してみる。

xx について(私に)話す  - xx を(私に)話す
xx について考える - xx を考える
xx について学ぶ - xx を学ぶ
xx について知っている - xx を知っている
xx について調べる - xx を調べる

右側の自動詞と左側の他動詞ではどうちがう。

1) 自動詞の場合は<について>があるため対象対して間接的、他動詞の場合は対象対して直接的、と言えそう。

2)英語では、自動詞の場合 about が使われいるため<xx(対象)のまわり>を<yyする>(動詞)といった感じだ。一方日本語の方は<xx(対象)について><yyする>(動詞)で、慣れのせいか<のまわり>=<について>と考えがちだが、<について>について考えてみよう。

<つく>には付く、着く、突くなどいろいろの意味があるが、<xx (対象)のあとにつく>の<つく>が一番近いようだ。<xx のあとにつく>の<つく>は<付く>、<着く>に近いが<付く>、<着く>は直接対象に<ついて>しまうが、<xx (対象)のあとにつく>は対象に近づきはするが直接対象に<つく>ことはない。<あとから、あとを追う>とも言える行動だ。直接対象に<付いて、着いて>しまうと間接的でなくなる。英語の about <xx(対象)のまわり>の方も対象のまわりにいて直接対象に<付いて、着いて>しまうことはない。

これは気がつきにくいがもう一つ指摘したい。それは自動詞と他動詞の違いに関係してくるかもしれない。

繰り返しになるがもう一度上の例を見ていただきたい。まず自動詞。

to talk about xx       xx について話す
to tell (me) about xx       xx について(私に)話す
to think about xx  xx について考える
to learn about xx       xx について学ぶ
to know about xx       xx について知っている
to check about xx       xx について調べる

<xx>は対象としてきたが話題ともいえる。<xx>は総じてすでによく知られたコトの場合、あるいはよく知られたコトが前提になっている場合が多い。いわゆる<定>だ。

次に他動詞の例をもう一度見てみよう。

to tell xx  (to me)  xx       xx を(私に)話す
to think xx  xx を考える
to learn  xx       xx を学ぶ
to know xx       xx を知っている
to check  xx       xx を調べる

これまた<xx>は対象としてきたが話題ともいえる。しかし<xx>はすでによく知られたコトとは関係なく、初めて出てくる話題を含めて一般的な話題の場合が多いようだ。

<xx (対象)のあとにつく>にしても<xx(対象)のまわり>にしても<対象>はすでに存在していないといけない、すなわち<定>でないといけない。


sptt

No comments:

Post a Comment