前回のポスト " <xxている>と<xxてある > " に続いて<xxてみる>を検討してみる。
このように<xxてみる>は相当頻繁に使われる。<xxている>と<xxてある >と同じように<xxてみる>の<て>は過去、完了の助動詞<た>の連用形としておく。また<みる>は<見る>としておく。英語では
Wait and see. / Do and see.
という言い方がある。日本語の方のミソは、ほとんど無意識で使っているが、過去、完了の助動詞<た>の連用形<て>の後に<見る>がくることだ。
<してみる>、<やってみる>は内容的には近未来だが。この 助動詞<た>の連用形<て>が使われている。無意識だが<した>、<やった>が介在しているのだ。<してみる>、<やってみる>は簡単に過去形にもなり<してみた>、<やってみた>。<して>、<やって>は変わらない。この見方をした場合、問題は<した>、<やった>の介在具合だ。
ちなみに、 <する>、<やる>の連用形を使かってみると<し見る>、<やり見る>。他の動詞では<行って見る>ー><行き見る>、<来て見る>ー><来見る>、<取って見る>ー><取り見る>、etc。
時間軸で見た場合
してから見る、やってから見る
行ってから見る、来てから見る、取ってから見る
で理論的なのだ。以上は中立と言うよりは、実際の場面では近未来になる。<今見る>、<今見ている>ではない。これは時制には関係ない。
してから見た、やってから見た
行ってから見た、来てから見た、取ってから見た
<xxて>の部分が変わらないので、<xxて>完了アスペクトで時制とは関係ないとも言える。
sptt
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