最近シリーズ的に日本語の複合動詞をチェックしてきたが、日本語の複合動詞はきわめて豊富。おそらく相当長い時間をかけてもチェックし切れないだろう。<し切れない>も複合動詞<し切る>を使った言い方だ。日本人であれば、無意識に数多くの複合動詞をほぼ間違いなく使いこなして言語生活をしてる。(使いこなす>も複合動詞)。これまでチェックしたものを、タイトルを使って並べてみると、古い順に
複合動詞<XX 去る>、<XX away>
複合動詞 <XX 払う、はらう>
<出る、出す>と<入る、入 (はい) る、入れる>の複合動詞
<込む>、<込める>の複合動詞
<xxつまる>、<xxつめる>の複合動詞
<はてる、果てる>、<はたす、果たす>の複合動詞
複合動詞<xxかえる>
複合動詞<xxきる>
複合動詞<xx尽きる>、<xx尽くす>
飽きる、飽かす(明かす)
まだまだありそうだが、主要なものは上に含まれている。上のポストでも時々言及しているが、日本語の複合動詞と英語の<動詞+副詞>は対比できるものが少なくない。上のポストでは日本語の複合動詞探しにかなりの時間を使ったので、特に英語の<動詞+副詞>との対比に時間をかけていない。今回以降は英語との対比に重点を移して、再検討することにした。
ちなみに、上の<使いこなして>ー><使いこなす>、<xxこなす>を例にとると、
<xxこなす>は汎用性があり、<こなす>の三音節、一語で<訓練して上手くできる、できるようにようになること>を表しており、英語でいえば
to do something skillfully
to manage to do something skillfully
副詞 skillfully が肝要だが、<ある程度の時間をかけて訓練して(by practice for a certain time)>も必要だ。
汎用性があると言っても上のような条件のもとに使える。
私の息子は自転車が乗りこなせるようになった。
私の娘は着こなしがうまい。
この道具が使いこなせるようになるには時間がかかる。
汎用性を示せば
練習してカヌーが (を) 乗りこなせるようになった。たくさん練習していろいろな歌が (を) 歌いこなせるようになった。
sptt
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