Tuesday, August 10, 2021

I am coming. 私は来るところです。


英語の to come と to go の使い方でよくひき合いに出されるのは

I am coming.

これは日本語では間違っても<今来るところです>とは言わない。 では<今行くところです>というかというと、これも変だ。おそらく<今(すぐ)着きます>ならいいだろう。

ちょっと調べてみたが、これはおもしろい。

-いつ来たんだ?

-はい、先ほど来ました。

とは言う。

だがこれは話者が同じ場所にいる場合だ。距離的に離れている場合は

-いつ来たんだ?

-はい、先ほど行きました

となる。

-いつ来るんだ?

-はい、明日来ます。

は話者が同じ場所にいるならいいが、距離的に離れている場合はおかしい。

距離的に離れている場合は

-いつ来るんだ?

-はい、明日行きます

 になる。

 I am coming. にもどると

場面はおおむね話者が離れている場合だ。したがって日本語では<今来るところです>とはいわない。

英語ではどこにいても

- Will you came to my birthday party ?

-  Yes, I will came.

となるが、日本語では

1)話者が同じ離れている場合

- 私の誕生パーティに来る?

- はい、行きます

2)話者が同じ場所にいる場合

- 私の誕生パーティに来る?

- はい、行きます

これはどうしたことか?

- 私の誕生パーティに来る?

- はい、来ます

これは話者が同じ場所でしかもパーティがある場所にいる場合なら言えそうだ。

過去形ではどうか?

1)話者が同じ離れている場合

- 私の誕生パーティに来た?

- はい、行きました

2)話者が同じ場所にいる場合

- 私の誕生パーティに来た?

- はい、行きました

話者が同じ場所でしかもパーティがあった場所にいる場合

- 私の誕生パーティに来た?

- はい、来ました

 

といえる。いえるが、こういう機会は少ないだろう。少ないが、こういわないとおかしい。

時制には関係ない。

 

sptt

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