英語の to come と to go の使い方でよくひき合いに出されるのは
I am coming.
これは日本語では間違っても<今来るところです>とは言わない。 では<今行くところです>というかというと、これも変だ。おそらく<今(すぐ)着きます>ならいいだろう。
ちょっと調べてみたが、これはおもしろい。
-いつ来たんだ?
-はい、先ほど来ました。
とは言う。
だがこれは話者が同じ場所にいる場合だ。距離的に離れている場合は
-いつ来たんだ?
-はい、先ほど行きました。
となる。
-いつ来るんだ?
-はい、明日来ます。
は話者が同じ場所にいるならいいが、距離的に離れている場合はおかしい。
距離的に離れている場合は
-いつ来るんだ?
-はい、明日行きます。
になる。
I am coming. にもどると
場面はおおむね話者が離れている場合だ。したがって日本語では<今来るところです>とはいわない。
英語ではどこにいても
- Will you came to my birthday party ?
- Yes, I will came.
となるが、日本語では
1)話者が同じ離れている場合
- 私の誕生パーティに来る?
- はい、行きます。
2)話者が同じ場所にいる場合
- 私の誕生パーティに来る?
- はい、行きます。
これはどうしたことか?
- 私の誕生パーティに来る?
- はい、来ます。
これは話者が同じ場所でしかもパーティがある場所にいる場合なら言えそうだ。
過去形ではどうか?
1)話者が同じ離れている場合
- 私の誕生パーティに来た?
- はい、行きました。
2)話者が同じ場所にいる場合
- 私の誕生パーティに来た?
- はい、行きました。
話者が同じ場所でしかもパーティがあった場所にいる場合
- 私の誕生パーティに来た?
- はい、来ました。
といえる。いえるが、こういう機会は少ないだろう。少ないが、こういわないとおかしい。
時制には関係ない。
sptt
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